『好青年』
――この言葉は、もう死語なのでは???
先日友人たちと集まったおり、偶然に
「あの子、何ていうか……、好青年よね」
という言葉が飛び出して来た際のこと……
だいたい、「あの子」といいますのが、立派な成人男性なのですけれど(笑)
「今どき、『好青年』っていうかしら?」
ということも同時に飛び出し、
「言わないでしょ?」
「あら、もう死語かしらね?」
そんなこんなのやり取りが合った後日、
知り合いの30歳くらいの女子たちに
「好青年、って分かるかなぁ?」
と尋ねてみましたところ、
「……………」首を傾げることしばし……
――やっぱり言わないよねぇ? と言いかけたところ
「分かりますよ………!」
「好青年ですよね? 知ってます」
――知ってる、って、また微妙な……(笑)
「普段、使う?」 という問いには
「使わなくはない、かなぁ?」
「あー、あまり使わないかも? でも、言いますよ」
――ふむふむ……
どうやら、死語でこそないものの、会話に登場することは、相当に珍しい部類、に入る様子。
そうこうするうち、こちらへの気遣いなのか、どのようなシチュエーションで使うのかを、彼女たちなりに検証を始めてくれたのですが、
「彼の写真とか見せられたとき……?」
「うんうん」
「好青年、って感じだね、とか……」
そうこうするうちに加わった30台後半の男子曰く、
「いやいや、それ、褒められないときのヤツでしょ?」
女子たちは、束の間絶句……!
昭和の時代でしたら、間違いなくモテそうな男性を示唆していたと思うのですが……
そういう意味では、いまや死語なのかもしれませんね(笑)
ただ、いまもって、昭和のおじちゃん、おばちゃんたちの口にする『好青年』は、間違いなく褒め言葉でしかないのですよ🎶
遅くなってしまいましたが、本日の1枚は
『カップの10』のリバースです。
こちら、正位置は
何度も登場しておりますが
リバースは初登場です。
おおよその意味としましては
家庭内や仲間内での不穏な気配
といったところとなりましょうか……
とは申しましても
それ程深刻さを伴うものではなく
兄弟げんかをするですとか
叱られることがあるかも
……などを
暗示していることが多いようです。
例えば、
先の連休での怠け癖が抜けきらずに
親しいひとの機嫌を損ねてしまう……
そんなこともあるのかも……???
『親しき中にも礼儀あり』
の言葉もございます。
心許せる者同士だからこそ
気になることもありましょう……
そうしたことに
ちょっと気を付けてみることで
不穏な気配を絶つことに
繋がるようでございます……✨
過去の正位置の登場はこちらです。
今日も、良き1日を過ごされますよう……✨
No502